防災の備えを現実的なものにするため、園周辺の地形や立地条件についても把握したうえで対策を考えています。
園周辺の海抜はおおよそ14メートルあります。園から北側へ進み、国道沿い(ソフトバンク付近)に出ると海抜は約17メートルになります。
園のすぐ南側には高知東部自動車道が通っています。この道路は盛土構造となっており、地域においては、津波の勢いをせき止める防潮堤としての役割を果たすことが期待されている道路です。香南市では、高知東部自動車道の一部が津波避難場所として指定されています。
しかし当園では、盛土を登る際のリスクや、想定を超える津波が発生する可能性も考慮し、この道路だけに頼った避難は行わないという考え方を取っています。
高知東部自動車道の盛土構造は、津波の到達を完全に防ぐものではなく、あくまで避難行動のための時間を確保する要素の一つとして捉えています。
そのため、地形的な条件を理解したうえで、より安全な場所へ確実に避難することを基本とし、最悪の状況も想定しながら行動する方針としています。