防災の取り組み

命を守ることを最優先に考えた防災体制

のいち幼稚学園では、地震や津波、台風などの自然災害に備え、
子どもたちの命を守ることを最優先に、防災体制の整備と訓練に取り組んでいます。
災害時には、想定通りに物事が進まないことも少なくありません。だからこそ私たちは、
「想定外を想定する」ことを前提に、状況に応じて最も安全な判断ができるよう、
日頃から備えを重ねています。
なお、防犯上の観点から避難ルートの詳細はホームページ上では公開していませんが、
必要な情報は保護者の皆さまへ適切な形でお伝えしています。

計画とマニュアルに基づく防災への取り組み

当園では毎年度のはじめに安全体制を整理した計画を策定し、年間を通して内容の見直しを行っています。あわせて、危機管理マニュアル、防災マニュアル、事業継続計画(BCP)も整備し、職員全体で共有しています。
これらのマニュアルは「作って終わり」ではなく実際の訓練や想定を通して確認し、必要に応じて更新を重ねています。災害時にも職員が共通の判断基準を持って行動できることを大切にしています。

園周辺の立地条件を踏まえた備え

防災の備えを現実的なものにするため、園周辺の地形や立地条件についても把握したうえで対策を考えています。
園周辺の海抜はおおよそ14メートルあります。園から北側へ進み、国道沿い(ソフトバンク付近)に出ると海抜は約17メートルになります。

園のすぐ南側には高知東部自動車道が通っています。この道路は盛土構造となっており、地域においては、津波の勢いをせき止める防潮堤としての役割を果たすことが期待されている道路です。香南市では、高知東部自動車道の一部が津波避難場所として指定されています。
しかし当園では、盛土を登る際のリスクや、想定を超える津波が発生する可能性も考慮し、この道路だけに頼った避難は行わないという考え方を取っています。

高知東部自動車道の盛土構造は、津波の到達を完全に防ぐものではなく、あくまで避難行動のための時間を確保する要素の一つとして捉えています。
そのため、地形的な条件を理解したうえで、より安全な場所へ確実に避難することを基本とし、最悪の状況も想定しながら行動する方針としています。

状況に応じた段階的な避難

当園では、災害の状況に応じて、段階的に避難先を判断する考え方を取っています。
まず、状況を見極めながら、ポリテクカレッジを一時的な避難先として想定しています。乳児を含めて安全に移動できるよう、日頃から訓練を行っており、実際の訓練では無理に走ることはせず、落ち着いて移動し、おおむね20分程度で到達する想定で確認しています。

地域の津波避難場所として指定されている上岡山(かみおかやま・海抜約33.9メートル)への避難訓練も行っています。実際に歩いて確認することで、子どもたちの足でも約5分程度で高所に到達できることを確かめています。

なお、一時的な避難場所となっているポリテクカレッジでは、災害発生から1~2日程度待機します。その後、状況が落ち着いた段階で地域の避難所である「香南市立野市小学校」へ移動することになっています。

複数の経路を想定した避難訓練

災害時には、倒木や建物の損壊などにより、普段使っている道が通れなくなることも考えられます。そのため、特定のルートに頼るのではなく、複数の経路を想定した避難を行っています。
毎年4月には、職員と園児が一緒にさまざまな経路を実際に歩き、避難場所までの動きを確認します。現地を歩くことで距離感を掴んだり、危険な場所を把握したり、判断のポイントを体で覚えることを大切にしています。

警察・消防と連携した訓練

園内だけで完結する防災ではなく警察署や消防署と連携した訓練も行っています。外部の視点を取り入れることで、より実効性の高い防災体制につなげています。

災害時の連絡と情報共有

災害が発生した際には、園の状況や避難先、今後の見通しなど、その時点で分かる情報をできるだけ速やかにお伝えします。二次被害の可能性も含めて情報を共有し、保護者の皆さまと状況を共有しながら、より安全な行動につなげていくことを大切にしています。

ICTを活用した連絡体制

当園では、ICT(園児管理システム)を活用し、保護者のスマートフォンへ一斉に情報を送信できる体制を整えています。
この仕組みは、非常時だけでなく、日頃のお知らせや欠席連絡などにも使用しています。
日常的に使っている仕組みだからこそ、非常時にも無理なく活用でき、迅速な連絡につなげることができます。

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